フラレレの翌日、名古屋のとある講堂で和楽器のコンサート(?)があるというので行ってきました。
講堂に入ると、いきなり琴が並べてあって演奏を体験させてくれるというので、まずは娘が。
そして妻とワタシも先生(?)に教えてもらいながら少し弾かせていただきました。
琴は爪を付けて弾きますが、ワタシに合うサイズの琴爪が無くて一番大きなのを無理矢理はめました(笑)
少し弾いていると『後は舞台の上で弾いてください』と言われました。
ン?どういう事なのかな・・・と思って尋ねると『これは舞台の上で体験演奏してもらう為の練習ですよ』と。
・・・なんですと~!!
ま、舞台と言っても体育館に毛が生えた様な所ですんでと言われるので、そんじゃやってみましょと。
ホールの中に入って暫くすると講演が始まり、琴や三味、尺八などの和楽器について解説されます。
演奏が始まりましたよ~
さくさくと演奏が進み、休憩をはさんで・・・いよいよワタシたちド素人の為に琴が準備されます(笑)
演奏する曲は和楽器なのに『チューリップ』(笑)『さくら』じゃないんかい!
弦は全部で13本あるのだけれど、『チューリップ』はすでにチューニングされている七弦から斗(十一)弦をウクレレで云う開放弦で弾けばよいだけ。
ただ、ぱっと見てどこが七弦なのか(真ん中です!と云うものの)・・・弾き始めてしまうとすぐに見失う。
簡単そうだが意外に難しい。
いよいよ呼ばれて舞台に上がり、チューリップを演奏する。
大人は恥ずかしがって舞台に上がらず殆どが子供さん。イイ歳した大人はワタシと妻だけ。
ありゃりゃ、勿体ない。
そして、ワタシたちは子供に混ざって『チューリップ』を二回も弾きまくった。
演奏が終わり、舞台を降りる時に司会のお姉さんが『あ、男性の方に感想を聞いてみましょう』とワタシにマイクを向けた。
司会:『どうでしたか?琴を演奏されてみて』
ワタシ:『そうですね・・・今後の音楽活動に向けて良いインスピレーションを得ることができました』
司会:『・・・・・・・・・・は?』
会場:シ~ン
その後、妻や娘にも感想を聞いていたが、一度冷えきった会場を再びあたためる事は出来なかった(笑)
・・・和楽器やる人ってアメリカンジョーク通じないのね。