ここのところ、家族で温泉旅行に行ったり、カメさんをペットとして購入したりと・・・良い夫(?)を演じてきた。
其の甲斐あってか、晴れた日に『ツーリング行ってきても良い?』と突然の申し出にも快く送り出してくれる。
アレですよ、ヒットアンドウェイ?・・・ってやつです。
と云うワケでお出かけを許された僕は会社の後輩(チクリン)と朝の8時にコンビニで待ち合わせ。
チクリンのバイクはホンダのXRモタード100ccだがヨシムラのフルキット組んである。
いや、侮るなかれ結構速いんよ。
とはいえ、当たり前だが高速道路は走れないので下道ツーリングです。
雲行きもちょっと怪しいので最初は近場で目的地を設定し、行けそうならその先を行く(行き当たりばったりね)。
R363を走って最初の目的地、『そばの郷 道の駅らっせいみさと』に到着。
ここは蕎麦打ち道場とかあって、蕎麦も結構美味い。
食べて行きたいな~と思ったが、出発してからまだ1時間くらいしか経っていない(笑)
チクリンはかなり飛ばすので前を走る僕のペースも自然に上がります。
排気量的には6倍近い差があるので僕が抑えて走らなければいけないのですが、チクリン気持ちワルイくらい速いんですよ。
タイヤ冷めちゃうから早く行こと急かされて出発。
いや、どこへ行くか決めてませんが?
とりあえず下呂温泉方面へ行けるとこまで行きましょうって事に(なにそれ?)。
広い道はつまんないから、二桁国道選んで走りましょってルール作ってドンドコ北上。
途中、『日本の棚田百選 坂折棚田』と案内があったので寄り道してみます。
おおぅ!棚田だ。
しかし、チクリンのテンションはあまり上がらず・・・もうお腹いっぱいですって言うので出発。
ちなみに今、走ってる道はR68。二桁国道だが意外と走り易い綺麗な道。
よし、変化を求めて中野方ダムの方へ行こうって事になりR408へ・・・。
ここは入り口だけ広く綺麗な舗装路でしたが、山の中へ入って行くにしたがって超峡路になっていく。
定番の『クマ出没注意!』の看板とあまりにも狭いので一般車が通らず、路面は所々コケが生えている(笑)・・いや笑えん。
勾配もキツくスリッピーな路面、携帯は圏外でオマケにクマさんも出るとなると絶対にコケることは許されん。
慎重に且つ、大胆なアクセルワークで駆け抜けて行くチクリン。必死で追う僕。
いや、こういう道はおっきいバイクよりちっさいバイクの方が走り易くてね・・・ま、いいや。
ヒイコラ走ってるとようやくチョイとまともな道(R72→R70→R72)に出ました。
今度は長閑な山村風景を楽しみながら走ります。
昭和の雰囲気漂う、お宝が眠っていそうなオモチャ屋さんです。
いや、潰れてんのかな?
この後、また二つほど厳しい峠越えをしてR257(広い道)に出ました。もうヘロヘロです。
ありゃ、気がつけば下呂温泉はすぐそこじゃないですか。
よっしゃ、日帰り湯でも入っていこかね。
『湯快◯ゾート』って俗っぽい看板のあるアソコ(オレンジの輪)まで行こう!
はい、到着。
すいませ~ん、日帰り湯やってますか~?
ウチはやってませ~ン。
あぁ、そうですか~。
『湯快リゾ◯ト』なんていかにも日帰り温泉っぽい看板なのに・・・まぁ、そこは言うまい。
『湯快リゾー◯』の駐車場がある高台から見下ろす下呂の街。
こういう時は文明の利器スマホを使って湯本を調べると『湯本館』ってとこが源泉掛け流しだ。
早速行ってみたが、日帰り湯は午後からしか入れなかった。
待つと言ってもやることないし、諦めて他を探すと『白鷺の湯』という公衆浴場がある。
う~ん、これは建物が俗っぽいが大丈夫か?
入ってみました。
だ~れも居ません。
チクリンと2人でキャッキャ、キャッキャやってると塩素臭がキツい事に気がつく。
どうやら半循環で掛け流しではない模様。おまけに加温、加水と・・・こりゃ誰もおらんワケだ。
それでも適度にゆったり出来たので、昼飯でも食べよっかと下呂を後にします。
下呂に来る途中にあった自然薯料理のお店が2人とも気になっていたので其所で昼食。
『自然薯のとろろ定食』なんて美味しそうだったが、コストパフォーマンスに優れた『牛丼&とろろ蕎麦』に決定。
いや、美味かったですよ。
帰りはもう行きに通った獣道は通りたくないんで、ちょっと広めの道をチョイス。
川沿いを走る気持ちの良い快走路です。
基本的にチクリンも僕もあんま休憩しない人なんで、お尻が痛くなるまで走り続けます(笑)
そうこうしてるウチに家が近づいてきました。
チクリンとはどっかに停まってお別れをするワケでもなく、走りながらバイバ~イってなもんです。
そして無事に家に到着。
トータルで308キロ、普通に行けば片道100キロくらいなのに(笑)
これにてツーリングは終了。
あ、そうそう三重の『OUTEX』さんからDUKE用のマフラーがリリースされます。
腹下マフラーが特徴のDUKEですが、いやいやこれはなかなかカッコいいじゃありませんか。
欲しいな~。