毎年、結婚記念日は過ぎてから気が付く…ナベヲです、ごきげんよう。
まぁ、妻も記念日とかあまり気にしない人なので問題無しなのですが、それはそれでなんかサミシイものがあります。
さて、本題です。
ウクレレの弦なんですが、皆さんはどのくらいで交換してるのでしょうか?
あのジェイク・シマブクロ氏はひと月ごとに交換を推奨しておりますが、加山雄三さんは切れたら交換…だそうです。
僕は弦がささくれ立ってきたら交換する様にしてますが、大抵真っ先にささくれるのって細くて押さえる頻度が高い1弦(1st-A)なんですよね。
この様にフレットに当たる部分がささくれてきます。
基本的にウクレレ弦は(1st-A)、(2nd-E)、(3rd-C)、(4th-G)の4本がセットになって販売されてますが、僕みたいにささくれたのしか交換しないと丈夫な4弦、3弦が余ってくる訳ですよ。
1弦だけバラ売りってしてないのかな?
って思っていたところ、釣り糸(お魚を釣る糸です)を代用してるというウクレレプレイヤーをネット上で発見!
こ、これは…1弦だけ、しかも多めに購入する事が出来るんじゃないか?と。
しかし、音とか大丈夫なのか?
とりあえず、太さを同じにしておけば材質は同じフロロカーボン(ナイロンもあるので注意)だし、それほど変わらんだろうとタカを括って、いつも使っていたWorth弦のサイズ(太さ)をチェック。
1st-A(0.52m/m)
2nd-E(0.66m/m)
3rd-C(0.74m/m)
4th-G(0.57m/m)
釣り糸にはポンド(lb)と号数で太さを表示していますが、ポンドは引っ張り強度を表す単位、号は糸の太さを表す単位なので号数を調べます。
1st-A(0.52m/m)には釣り糸10号。
ちなみに今回は少し細い8号(0.47m/m)を使いました。(ま…間違えたワケでは…ない)
2nd-E(0.66m/m)には釣り糸16号。
3rd-C(0.74m/m)には釣り糸20号。
4th-G(0.57m/m)には釣り糸12号。
という感じです。
そして、今回僕がAmazonでポチったのはこちら。
クレハ合繊株式会社のフロロカーボンフィッシングライン『SEAGUAR』
ウクレレ用のセット弦は大体千円前後で売られてますが、このシーガーは10mで535円でした(安っ)。
タカハシウクレレのコンサート1弦は大体55センチ程度あれば充分ですから10mもあれば18本は取れる計算になります。
これはお買い得!
さて、さっそく音を比べてみます。(1弦だけね)
まずは今まで使っていたWorth BM(Brown)です。
そしてこちらが今回交換した釣り糸です。
う~ん、基本的に古い弦と新しい釣り糸、おまけに太さも違うのでちゃんとした比較にはなりませんが・・・
ちょっと釣り糸のほうがキンキンしてる感じ?やはり細いからかな?
Worth弦のBrownは元々マイルドな甘い音が出るらしいので、それと比較するとそう感じるのでしょうか?
ただ、最初は「釣り糸」という先入観もあって意識しすぎていましたが、伸びきって馴染んでくると違和感なくなりましたよ。
これは音さえ気に入ればとても良いんじゃないかと思います。
Worthと同じ太さの10号も試してみたいけど、使いきるまでにどのくらいかかるのやら・・・?