続きです。
…と言っても昼休憩です。
コースからバイクはそのままでセンターに戻ると、最初に受付した場所でお弁当とお茶の配給があります。
僕的にはレヴェルの高い弁当だと思うんですが…どーなんですかね?(^_^;)
陽も高くなり、肌寒かった朝方に丁度良かったウェアが暑苦しくなってきました。
アウターはプロテクターが入っていたりするので脱げない為、インナーで調節します。
弁当食べたらコースへ戻って残りの休憩時間を他の参加者と話したりバイクを見たりしながら過ごします。
本日はお休み?
運転免許試験場はガラリンチョ。
こちら白バイの訓練車だそうです。
エキパイ部に違和感を感じたので近寄ると空き缶が加工されて付いてます(´・_・`)?
どうやら極限バンクにより、エキパイを擦って穴を空けてしまうので自作ガードだそうです。
さて、休憩時間も終わり午後から次のセクションに移動します。
我々2班はブレーキセクションです。
外周コースに一定距離でパイロンが何個か置いてあるので、
スタート→パイロン(ブレーキ)→停止
→後方確認→再スタート
→パイロン(ブレーキ)→停止
を4~5回繰り返してS字やクランク等コースを各自のペース(ここ大事)で走ってスタート地点に戻ります。
ブレーキはまずリアだけ、フロントだけでやってみて実際の制動距離や車体の挙動を体験します。
リアだけでは車体は安定するが制動力が小さい。
フロントだけだと制動力は高いが車体の挙動が不安定になります。
ならば最後にリアとフロントを上手く使って車体を安定させつつ短い距離で止まりましょうと。
もちろん、理屈では分かっていた事ですが、果たして実際に集中練習した事なんて今までどれほどあったか。
あと、こういう場所へ来るとブレーキレバーの握り方が普段は絶対やらない指4本掛けになったりならなかったり(どっち?)
この際だから交機の隊員さんに聞いてみたら、
『それは昭和の握り方(笑)』…ですって、奥さん。
今時のブレーキは性能良いんで、2本でも3本でも好きな握り方で良いそうです。逆に4本は細かな調整がしにくいのでやらない方が良いと言われました。
書くの忘れてましたが、前のセクションでニーグリップの甘さを指摘されました。リアブレーキ側は良いのですが、シフト側のつま先が開いているよと…つま先が開けば当然内腿も開いてしまいます。
…ここから言い訳(笑)
街中ではシフトアップやダウンが頻繁なので、瞬時にアップ、ダウンどちらでも出来る様につま先を横に開いて乗る癖がついてしまっていたみたいです。
(カッチョワルいね)
話は戻ってブレーキング。
前のセクションで指摘されたつま先の向きを意識してライディング。
そしてここでSTOMPGRIPが威力を発揮します。(忘れてませんYO♪)
今回は革パンではなく、ライディングジーンズって言うの?を履いてましたが、破れる事もなく(笑)安定した体勢を取る手助けをしてくれました。
実際、イボイボがかなりニーグリップを意識させてくれますのでライダーをその気(何の気?)にさせてくれます。
しかし、このセクションも写真撮る余裕は無いので画像無し(´・_・`)
上級者はかなりのペースで駆け抜けますので、白バイ隊員さんにスピード狂と言われてましたが…大会に県代表で出る程の隊員さんなので本日最速でしょう(笑)
そして最後のバランスセクション。
最初は一本橋を10秒以上で渡り、タイトターンして謎の千鳥バランスへ。
千鳥バランスとは道幅の右端、左端と交互に置かれたパイロンの間を超低速、オマケにハンドルフルロックでクリアしていくという…普通にバイク乗ってたらまずやらないであろう究極奥義でした(笑)
こちらはなんとか皆様に様子を伝え様と撮影した画像です。(ホンマかいな)
はい、よくわかりませんね(笑)
しかし、コレが本当に難しくてバイク倒しちゃう参加者もいましたね(´・_・`)
ここで…一抹の不安が。
もしかして、このフラストレーション溜まりまくりのセクションでハイ終了~ってなりませんよね?
御安心を。
最後に本日習得したであろう技術を確認すべく、総合コースを新たに作って盛大に走らせてくれるとの事(^-^)
総合コースをチェックする機動隊員さんの走りが凄かったです。
コースも完成し、はよはよとワクワクしてると…機動隊員さんが、
『皆さんのテンションを少し下げます(笑)』
と転回中に前、後ブレーキロックによる転倒を実演!(◎_◎;)してくれました。
結構ハデにひっくり返ってドヨメキが…
続いて転回中にアクセルオンによる転倒も実演しま~すという流れになりましたが…なかなか転倒に至りません。
何とか上手く?転倒して拍手喝采でしたが皆さんのテンションは逆に上がった様な(笑)
総合コースを何度も走りましたが、今日1日で今まで忘れていた技や変な癖、新たに学んだ事を再確認しながらスキルアップが実感出来ます(^-^)
最後に閉会の挨拶、アンケートを提出して解散となりました。
新たな出会いもあり、良い体験が出来ました。
ただ、参加者の年齢層が若干高めかなと感じました。こういうのは吸収力のある若い人にぜひやって貰いたいです。
日本二輪車普及安全協会
http://www.jmpsa.or.jp/safety/gm.html
帰り道…僕の背後に白バイを積んだ機動隊員さんが運転するトラックが追走していたので、いつも以上にセーフティライドで帰りました(笑)