SR and JAKE

SR400 40th anniversaryを愛でるブログ

路上の危険

先日、MT-09に乗った時のこと。
家を出て二つ目の交差点で右折する時、横断歩道の白線に乗ってリアタイヤがズルリンチョとハッピースライド。

寝てるライオンを起こさぬ様、慎重にアクセルを開けたつもりでしたが思ってた以上にタイヤが冷えていた模様です。
幸い何とか立て直したのですが、バイクは踏めば転倒に繋がってしまう物が普段走っている路上に多々あります。
白線やマンホールの蓋、橋の繋ぎ目の鉄板…コーナー途中、しかも雨降って濡れようモンなら最悪です。

そしてそれはバイクだけで無く、自転車にも同じ様に牙を剥く。

随分と前の話ですが…私が社会人になって間も無い冬の朝、車で歩行者信号のある横断歩道を先頭で信号待ちをしていた時の事です。
反対側の歩道を自転車でシャカリキ走ってくる女子高生が目に入りました。
どうやら横断歩道を渡りたいらしく、立ち漕ぎしそうな勢いです。

私は当時まだ独身(関係ありますかね?)で、思わず横断歩道を全力疾走する女子高生を目で追っていたのですが、信号待ちしていた私の車の真ん前、恐らく凍結していたであろう白線を踏んでグワッシャ~ンと派手にすっ転んだのであります。

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私はパンツ丸出しでピクリとも動かない女子高生を目前にして呆然としておりました。

もうすぐ目の前の信号は青になります。

助けに行かなきゃ!と思ったのですが、パンツ露わに倒れてる女子高生の立場になって考えてみたら『恥ずかしいからほっといて!』となりそう。

でも…もしかしたら、これをキッカケに将来お付き合いに発展(当時彼女ナシ)する可能性も?いやいや、そんな事よりこの状況をスルーは人としてどーなの?

…と頭の中をグルングルンと体裁や妄想が渦巻いてパニック状態です。

結局、暫く動かなかった女子高生はなんとか起き上がって倒れた自転車を起こし、路肩へ移動させて蹲ってしまいました。それと同時に目の前の信号が青に変わり、私は何か物凄い罪悪感を感じながら発進したのです。

どうもこの出来事は私の深層心理にトラウマとなっており、こういった不意のスリップを体験する事により心の奥底からえも言われぬ罪悪感が蘇ってくるのです。




…どーでもいいね。