いつの間にか紀州犬（雌 当時4ヶ月）を飼ってた。
写真は風呂に入ってるオッさんみたいでアレですが、人懐こくて可愛い。
ただ、ちょっと甘噛みする癖があり、親父の腕は生傷だらけで痛々しかった。
話は変わり…
先週の事となるけれど、朝のジョギングから帰ってきた嫁様。
その手には傷付いた雛鳥がいた。
ご存知の方も多いと思うけれど、野鳥を都道府県の許可無く捕まえてはいけない事になっています。
例えば、飛んできた雀を捕まえて鳥かごで飼うだけで法律違反になるのです。
これはダメでしょ！と嫁様に言いましたが、怪我をしている場合は取り敢えず保護出来るはず！と言うので調べてみたら…
確かに各都道府県の野鳥担当の窓口に連絡を入れて指示を受けろと書いてある。
そこで愛知県の野鳥担当窓口である弥富野鳥園に電話をしてみたのですが、結論から言うと元の場所へ戻して下さいとの事。
元いた場所は交通量の多い道路のド真ん中でしたので、近くの目立たない、親鳥が近くに居れば鳴き声が聴こえるであろう場所に置いてきました。
怪我をした雛鳥が生きていくのはかなり厳しいと思いますが、これも運命なのだと割り切ります。
野鳥担当の方の対応はとても丁寧で、怪我をした雛を保護した嫁様の事も気遣ってくれました。
指示に従ったとはいえ、休日の朝から胸にモヤモヤを抱えてしまった我々は、これも何かの縁なのだ！と指示を頂いた弥富野鳥園へ行ってみる事にしました。
高速使って1時間チョイかな？
弥富野鳥園に着弾
嫌がる嫁様とパネリング
散策路もあって軽登山好きな嫁様は興味津々でしたが、短パンで来ちゃった僕は危険生物と遭遇する恐怖を理由にやんわりと拒否。
だだっ広く閑散としている園内にポツンとある建物に入りました。
一階の受付で施設利用の記名をして二階に上がると…
剥製で野鳥のジオラマ
手作り感が良い感じ。
日本全国からの野鳥の写真展
DVDも無限リピートで垂れ流されております。
三階はバカでかい双眼鏡で園内の野鳥を観察する部屋になっています。
ここまで他の人と誰ひとり遭遇しておりません。
双眼鏡のレンズを通してデジカメで撮ってみました。
ちょうど、小ガモが親鳥と一緒にウロチョロしてるのが見えました。
🦆 🦆🦆🐢🐢🦆🦆🐢🦆（4🦆）🦆🦆
望遠鏡で遊んでいたら、空調の具合はどうですか？と園長さんが現れました。
声の感じからして、今朝アドバイスをしてくれたのはこの方だと思いました（と言うか園内で職員らしき人はこの方しか見当たらない）。
人当たりの良さそうなオジさんで、快適ですよと答えるとゆっくりしていってくださいねと言って下に降りて行かれました。
その後、双眼鏡を無償で貸し出してくれると知り…
園長さんに使い方をレクチャーしてもらって先ほどの池へ行ってみました。
近くには行けるけど柵で行動範囲は決められております。
これだと見える範囲が限定されるので、先ほどのエアコン効いた室内から見た方が良いのかな。
正直、かなりマイナーな施設でしたが野鳥にとってはガヤガヤしてるよりは良いのかなと思います。
人間関係に疲れた人や、彼女に『君の為にこの野鳥の楽園を貸し切ったんだ』と言いたい人にはオススメの施設です。
あ、野鳥の事も勉強になりますよ。
僕等もまた行きたいと思ってます。
