SR and JAKE

SR400 40th anniversaryを愛でるブログ

エンジンオイル交換(受け売りのウンチク有り)

我がMT-09。
去年の秋頃から総走行距離が2万キロ近くになって、2017年中には到達するだろうと思っておりましたが……
やはり寒くなってくると途端に乗車頻度が下がり、牛歩の如くノロノロと距離を稼いでおったのですが、遂に!2万キロ到達しました(・ω・)オソイネ

ま、ほぼ毎週乗ってたけどチョイ乗りばっかだからね。

サナギから蝶々へ?

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いや。青年期から壮年期へか(´・_・`)

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しかし、市街地走ってると適当に停まるのが億劫じゃないのね。

だが、燃費は信号が無い山道を走ってた時は大体22~24km/lだったのが街中だと13~15km/lにガタ落ち(´∀`*)


さて、今日は行きつけのバイク屋さんからの年賀状にオイル交換半額キャンペーンの案内があるので、ご挨拶がてら行ってきます(・∀・)

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バイクや車を趣味とする人はエンジンオイルに拘りがある方も多いですよね。

MT-09だと純正指定はヤマルーブのプレミアムシンセティックです(・∀・)
僕も一時期はアレコレとオイルメーカーを変えたりしてましたが、今はメーカー純正の指定オイルを使ってます。

何故かと言いますと、某自動車部品メーカーの信頼性技術部ってところでお仕事してた整備士時代の先輩から聞いたお話に大いに影響を受けたからなんですわ(・∀・)←影響されやすい


エンジンもミッションもそうですがメーカーはラインで入れる純正オイルの成分が5%変更になっただけでその為の試験を行います。
そして、メーカーがエンジン開発するときは特殊なオイルは使いません。
通常有り得ない過酷な試験を行って、その後フル分解。
各部計測して異常がないか徹底的に調べあげるのです。

例えば開発試験の項目の中に『ヨーロッパ連続高速試験』というのがあるのですが、240km/hを連続で3時間走行して15分アイドリングその後また3時間走行という試験を24時間ベンチ回しっぱなしで1週間ぐらい続け、その後フル分解して計測……そんな試験の時も使用するのは純正オイルなんだそうです。

よく『◯◯のオイルを入れたらエンジンの回りが軽くなった』とか『フィーリングが良い』とかネットで拝見しますが、はっきり言ってプラシーボ効果
エンジンベンチの出力で100馬力あるエンジンでも1psも変化無いそうです。

バイクの場合シフトフィーリングに変化があってスコスコミッションが入るオイルは良いオイルっていう評価されがちですが、じゃあスコスコ入るオイルがギヤやクラッチの摩耗、ベアリングに対して優れているか?って聞かれたら……それはまた別の問題。


先輩はノーマルエンジンなら純正指定オイルを入れていればオイルが原因でエンジンが壊れたり異常摩耗することは絶対にないと断言出来るって言ってました。

それにメーカー系オイルはいらん中間マージンとか広告宣伝費を原価に織り込まなくてよいので、同じ値段なら間違いなく性能が良いのは当たり前なのです。

……がしかし!
世の中には確かに性能だけ見れば純正より優れたオイルはあります。
レースで活躍する好きなチーム(メーカー)が使用する同じオイルを使ってみたい、信頼するメーカーのオイルを使いたい、色んな理由があって好きなオイルを使うのはそれはそれで良いと思いますけどね( ̄▽ ̄)