SR and JAKE

SR400 40th anniversaryを愛でるブログ

タンク外さずバルブクリアランス調整

少しご無沙汰しておりました。

顔の怪我もなんとか良くなりました。

(傷跡はかなり酷く残るけどね😢)

 

あまりにも色々と不幸が続いたので国府宮へ御祓いしてもらいに行きましたよ。

その甲斐あってかその後は何事も無く過ごせております。

ちなみに妻は本日(3月13日)名古屋ウィメンズマラソンに参加しておったのですが、アクシデントも無く無事に完走おめでとう🎊

 

僕はというとそろそろ暖かくなってきたのでバイクのメンテナンス。

先々週、オイルとエレメント交換をバイク屋さんでやってもらいましたが、今日は自分でバルブクリアランス調整をします。

場所は会社の一室を借りまして、埃や花粉に悩まされる事なく作業できました。

 

そして今回はSR400のFIモデルの悩みどころ。

出来る事ならやりたく無い『タンク外し』をしないで済む方法でタペット調整をしていきます😁

 

用意した物は養生テープと木の板を二つ貼り合わせた物。

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コレを使ってタンクを持ち上げるのです。

こんな風にね。

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コレでバッチリEX、INのタペットカバーにアクセス出来ます。

FIモデルはタンク下のホースを外すのはまだしも元に戻すのが凄く大変なので、こうして浮かせるだけで作業出来るのは本当に助かります😁

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バルブクリアランスは前回小さめにしたけど、クリアランスが若干狭くなってたので、少し余裕持たせて調整してみました。

一般的にバルブクリアランス(タペットクリアランス)って走って摩耗するんだからクリアランスが広がる方向になるんじゃない?って思われがちですが、実はほとんどのエンジンって走れば走るほどクリアランスは狭くなっていきます。それは何故かというとバルブフェース面に当たってるヘッド側のバルブシートが摩耗するから(ここは潤滑できないしね)。

 

バルブシートが摩耗するとバルブは上へ上へ移動するので当然クリアランスはどんどん減っていきます。それが進行するとクリアランスが0になり圧縮上死点でもカムやロッカーアームがバルブを押した状態になってしまい結果、圧縮漏れを起こしエンジン不調やパワーダウンを招きます。

 

だからカチャカチャ言わないからバルブクリアランス大丈夫だ!ってのは間違いで、やはりメーカー指示通りの距離でクリアランス計測ってのは大事な事なんですよね😁

 

さて、バルブクリアランスチェックする前にタイミングチェーンテンショナーの調整。

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前回は15000キロでチェックして大丈夫だったけど、今回は約5000キロ走ってたのでやはり凹んでました😌

ちゃんと調整してOK🙆‍♂️

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タペットクリアランスは計測値は

排気側が0.13mm(規定値は0.12〜0.17mm)

吸気側が0.08mm(規定値は0.07〜0.12mm)

調整後は

排気側を0.15mm

吸気側を0.1mm

にしておきました。

(前回調整時:排気側0.14mm 吸気側:0.09mmだから少し狭くなってますが、まー誤差と言えんこともないかなー🤔)

 

ついでと言っちゃなんだがエアクリーナもエアダスター!プシュー

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これで今年もバッチリ走ってくれるかな?😁

今度は足まわりも見てみよう。

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動画も作ってみました😁


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