昨日、妻と二人で暇つぶしに近所の河川敷で釣りでもしよう!とチャリンコ漕いでコーヒー(こちらがメイン)持って行ったら僕だけ釣れちゃったんですよ。
オイカワです。正直釣れると思わなかったんでビックリしちゃったんですが。
釣れて嬉しい僕は翌日、負けず嫌いな妻にも小さなビッグゲームを楽しんで欲しい(←微妙なご機嫌取りw)と妻と一緒にタナゴがいそうな小川へ行くことに。
へイ、着いたぜジャック!
ここ?
ネットで調べた場所なんですが、今やタナゴがいる場所なんてなかなか探すの難しくて車を走らせる事40分。 到着したのはドブ川みたいな小川です。
タナゴなんて魚は農業用水みたいな、それこそジャンプしたら対岸に飛び移れそうな川幅の場所にいるんですよ。
一応、矢作川の支流というのでジャック(妻)はもう少し大きな川を想像してたみたい。
さっそく仕掛けをセットし釣り始めるといきなりアタリが!
キタよー、魚伸さーん。
フェー、一発でねぇけぇ
釣れたのはオイカワ。
綺麗な魚だなぁ。タナゴもオイカワも婚姻色が出る頃にはオスは虹色になり物凄く綺麗。
僕が早々にオイカワを釣り上げてる横でまだ仕掛けをモタモタセットしている妻がいる。
あ、そーだった。今日は妻にも小物釣りの楽しさを知ってもらうために来たんだった。
妻が仕掛けをセットするのを横でアドバイスだけして見守り、やっとこさ第一投。
僕は一発目で釣れたので妻にも直ぐに釣れるだろうと思っていたけどなかなか釣れない。
ウキの位置を調整してタナ(魚が住む層)を探ります。 なるべく底に近い位置ですね。
しかし釣れない。 見てるとアタリはあるけどアワセ(魚の口に針をかける動作)がスローモーションみたい。
ピシッとアワセるんよ!と説明してもスーッと竿を上げちゃうのでエサだけ取られちゃう。
仕方ないので結婚披露宴でやるケーキ入刀みたいな感じで妻の竿を二人で持つ形となり、アワセのタイミングと動作を体感してもらおう。
ウキがピコピコしてる時はまだ……ピコピコが少し激しくなった瞬間にピシッと竿を立てる!
釣れたー! 妻も釣れましたー。
アブラハヤかな?
これでひと安心だと思って休憩しようとしたら、サッサと仕掛けをセットし直して釣りを再開する妻。 まぁ、最初はなかなかタイミング取れないだろうけどそのうち合うようになるさ、フッ。 と余裕こいてたら……
キタっ!キタぞ、谷地坊主(誰がヤチボウスやねん)
あっと言う間にコツを掴んだ妻は直ぐに二匹目を釣り上げた。 しかもデカいアブラハヤ。
小物釣りなんだからデカいの釣って喜んでちゃアカンよ。 狙うはタナゴなんだから外道はいくらデカいの釣れても外道なんだよ。 あんまり外道外道言うもんだから自分が言われてると錯覚したのか妻は無口になってしまった。
さっきまでイチャコラと『初めての共同作業』をしていたとは思えない気まずさだ。
僕も釣りを再開しよう。 対岸の草がオーバーハングしているポイントにエサを落とし込んでみると、水中下で小さな魚が一斉に集まってくるのが見える。
つついてる、つついてる…… 暫く見てると草の影から小魚を蹴散らす様に現れた黒い影がうっすら見えていたエサを咥えたと思った瞬間にウキが激しく引き込まれた。
え?引き強いな。
一気に抜き上げると体高のある平べったい魚。 ブルーギル(特定外来魚)でした。
こんな場所にもいるんだな。 正直、僕にとっては初めて釣った魚でしたが食害のある駆除対象の魚が田舎の小川にまでいるのに驚いた。
その後、僕もカワムツ
アブラハヤを釣って納竿しました。
狙ってたタナゴは釣れなかったけど1時間ほどで4種類、6匹の魚が釣れたのでとても楽しかったです。
妻には本日の大物賞(小物釣りなんですが)を進呈してご機嫌に帰宅していただきました。
平和って素晴らしい。